相続税の延納申請書

投稿日: カテゴリー: 手続き

相続税は期限までに現金一括払いをするのが基本ですが、難しいときは分割で払えることがあります。
これを延納といいますが、普通の払い方とは違う特例措置になるため、利用したいときは申請をしないといけません。
そのときに提出する書類の1つが、延納申請書になります。
これを作らないと延納できる場合でも認められませんから、できれば分割で相続税を払いたいときなど、これを作成してください。

この申請書はインターネットからダウンロードできます。
PCなどある方は国税庁のHPまでアクセスし、ダウンロードするといいでしょう。
手に入れたらこれを作成していきます。

まずはこれを出す方の住所氏名などを書いてください。
そして延納を希望する金額を書きます。
課せられるすべての税金の延納を希望してもいいのですが、まったくお金を払えない方を除いて、税額の一部だけを延納させてもらうのが基本です。
たとえば相続税額が合計100万円だったとして、全額は無理でも40万円は払えるなら、残りの60万円だけが延納希望額となるのです。

このような形になるのは、延納は本来事情がある方だけが利用できる特例措置になるからです。
相続税を払えるお金がある中で延納するといったことはできませんから、延納を希望する金額はできるだけ実態に近づけることをおすすめします。
そのわけは、金銭で一括納付することが困難な理由も、この延滞申請書に書く必要があるからです。
これはかなり重点的にチェックされるポイントで、この申請書に書く欄があるほか、専用の別紙もあり、そこで詳しく理由を書かないと延納が認められません。
この意味でも、延納を希望する金額はできるだけ実態に近いものにすることをおすすめします。

このほか、不動産の割合や、それに応じた延納申請期間なども記入します。
不動産の割合など書く必要があるのは、延納の利用者として想定されているのは、遺産に不動産が多い方だからです。
これに当てはまる方の場合、相続税評価額が高くなり、税額も高くなるものの、現金資産が少ないため、現金一括での納税が困難になることが多いのです。
そのため、申請書にはこれら割合なども書く必要があります。

支払1回あたりにいくら納税するのかも記入が必要で、かなり細かい条件を自分で記入して申請する形になります。
また、延納の申請に必要なのはこの書類だけではありません。
延納を利用するときは、分割払いとする金額と同じ価値のある担保を設定しないといけません。
この担保に関する書類も必要です。
これらをすべて不備なくやるには、税理士の力を借りるのが確実です。
延納申請書などの作成方法とあわせて相談するといいでしょう。