財産目録を作る

投稿日: カテゴリー: 手続き

遺産相続は家族が亡くなったその日からスタートしますが、慌ただしい中でいろいろなことをしなければなりませんし手続きも分かりにくいものがあるので、できるだけ早く終わらせたいと考えている人がほとんどではないでしょうか?
遺産相続はトラブルにもなりやすいと言われており、実際に相続を経験した人に話を聞いてみると実に全体の70パーセント程度が何らかの相続トラブルを経験していると答えています。

そういったトラブルを避ける意味でもスムーズな遺産相続になるようにあらかじめ準備しておいたほうがいいでしょう。
そこで今回おすすめしたいのが財産目録の作成で、これはその名の通り財産の内容をすべて記載したもので、内容だけでなくそれぞれの財産の評価なども分かるようになっているので、遺産分割協議をするときに大いに役に立ちます。

通常遺産分割協議をはじめる前には相続人と財産のすべてを明らかにしなければいけませんので、戸籍調査と財産調査を行いますが、戸籍調査は市町村役場で謄本などを取得すれば分かることですからそれほど難しくありません。
しかし財産調査は相続の対象となる財産をすべて明らかにしなければならないので、かなり大変になります。

しかも相続の対象となる財産の中にはプラスの財産とマイナスの財産、さらには相続の対象にはならない財産がありますので、それぞれ分けていかなければならないのです。
たとえばプラスの財産にはマンションやアパート、オフィスなどの建物、宅地、山林、農地、借地権など不動産や不動産権利もあれば預貯金などの現金、株式、有価証券、自動車、骨とう品などいろいろなものが対象になりますし、マイナスの財産は負債や未払い金などがあげられます。

さらに葬儀のときにもらった香典や墓石は相続の対象にはなりませんし、生命保険金や死亡保険金も受取人が指定されている場合は相続の対象にはなりません。
このように少し考えただけでもかなりいろいろなところに目を向けなければいけないのが分かると思いますので、財産目録があればかなり便利になります。

そして財産目録を作るならあらかじめフォーマットが無料でダウンロードできるサイトがありますから、そういったサイトからダウンロードしてから作成開始するといいでしょう。
法律事務所や会計事務所のホームページへ行くとよく置いているのでチェックしてみてください。

もし分からない点があれば税理士に相談しながら進めていくと確実なものが作れます。